お子さんのご卒業、本当におめでとうございます。
入学式の日、ピカピカのランドセルを少し照れくさそうに背負っていた、あの小さな後ろ姿。ついこの間のことのようですよね。
あれから6年。
毎日一緒に登下校し、時には雨に濡れ、時には地面に置かれ、たくさんの傷や思い出が刻まれたランドセル。卒業して役目を終えた今、クローゼｰットの奥で静かに出番を待っていませんか？
「捨てるなんて、とてもじゃないけどできない…」
「でも、このままにしておくのも…」
そんな風に悩んでいるママさん、とても多いんです。私もその一人でした。
そんな大切なランドセルを、これからもずっとそばに置ける素敵なアイテムに生まれ変わらせる「ランドセルリメイク」という方法があるのをご存知ですか？
この記事では、数あるリメイクアイテムの中でも特に人気の「ノートブック（手帳カバー）」を中心に、ランドセルリメイクの基本から、信頼できるおすすめの工房、気になる料金や納期、そして依頼する前に知っておきたい注意点まで、あなたの全ての疑問に答えていきます。
この記事を読み終える頃には、不安や迷いがスッキリ解消されて、「うちの子のランドセルも、こうやって残してあげよう！」とワクワクした気持ちになっているはずですよ。
はじめに：捨てられないランドセル、どうしてる？
- 6年間の思い出が詰まったランドセル
- 今、ランドセルリメイクが選ばれる理由
- この記事を読めば、あなたにぴったりのリメイク方法が見つかる
1. ランドセルリメイクの基本を知ろう
まずは「ランドセルリメイクって、そもそもどんなものなの？」という基本から見ていきましょう。これを押さえておくだけで、工房選びがぐっと楽になりますよ。
どんなものに変身するの？
ランドセル一つから、実はたくさんのアイテムが作れるんです。大きく分けると、毎日使える「実用的な小物」と、お部屋に飾って楽しめる「インテリアアイテム」があります。
- 毎日使える実用小物
- お財布（長財布、ミニ財布）
- キーケース、キーホルダー
- パスケース（定期入れ）
- 名刺入れ
- 印鑑マット
- スマートキーケース
- ペンケース
- インテリアとして飾れるアイテム
- ミニランドセル
- フォトフレーム
- 時計
お財布やキーケースなら、毎日持ち歩くたびにお子さんとの思い出がよみがえりそうですよね。ミニランドセルは、おじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼントにすると、とっても喜ばれるんですよ。
一番人気！ノートブック（手帳カバー）の魅力
そして、数あるアイテムの中でも特に人気を集めているのが、今回メインでご紹介するノートブック（手帳カバー）なんです。
なぜ人気なのかというと、理由は３つ。
- 実用性が高い仕事用の手帳や、日記帳、家計簿など、中身を入れ替えれば何年もずっと使い続けられます。お子さんが使っていたランドセルが、今度はママの毎日を支えるパートナーになるなんて、素敵だと思いませんか？
- デザインとして美しいランドセルの「かぶせ」と呼ばれるフタの部分は、一番大きくてきれいな革が使われている場所。ここを活かして作られるノートブックは、シンプルながらも存在感のある、世界に一つだけの逸品になります。
- いつもそばに置けるお財布やキーケースのように「持ち歩く」だけでなく、お家のデスクやお気に入りの場所に「置いておける」のも魅力。ふとした時に目に入って、温かい気持ちになれます。
費用はどれくらい？
さて、気になるのがお値段ですよね。
正直なところ、決して安いものではありません。でも、それにはちゃんと理由があるんです。
ランドセルリメイクの料金は、依頼する工房や作るアイテムの数によって変わりますが、大まかな相場は以下の通りです。
- 小物5～6点セット（財布、キーケースなど）：15,000円 ～ 25,000円
- ノートブック（手帳カバー）単体 or セット：10,000円 ～ 20,000円
「え、結構するんだな…」と思われたかもしれません。
この価格の背景には、職人さんの丁寧な手仕事があります。ランドセルは、6年間の使用で革が硬くなったり、逆に伸びていたりと、状態が一つひとつ全く違います。それをリメイク用の素材として使えるように、まず手作業で丁寧に解体し、洗浄、補強していくんです。
そこから、革のどの部分をどのアイテムに使うかを見極め、裁断、縫製…と、ほとんどの工程がオーダーメイド。まさに「我が子のための特別な一点もの」を作ってもらうための料金、と考えると納得できるのではないでしょうか。
また、基本料金に含まれるアイテムの数や種類は工房によって違うので、「安いと思ったらキーホルダーだけだった…」なんてことがないように、事前にしっかり内容を確認するのが大切ですよ。
納期はどれくらいかかる？
もう一つ、知っておきたいのが納期です。
実は、ランドセルリメイクは注文してから手元に届くまで、かなり時間がかかります。
- 平均的な納期：約6ヶ月 ～ 1年
「そんなに待つの！？」と驚きますよね。
これもやはり、一つひとつ手作業で作られているから、というのが一番の理由です。
それに加えて、多くの方が同じタイミングで注文することも影響しています。特に、卒業式の直後である3月～5月は注文が殺到し、工房が一番混み合う時期。この時期に注文すると、納期が1年以上先になることも珍しくありません。
もし少しでも早く手元に欲しい場合は、夏休みや秋口など、少し時期をずらして注文するのも一つの手かもしれませんね。
2. 【ノートブック編】ランドセルリメイクのおすすめ工房・サービス5選
基本がわかったところで、いよいよ本題の「どこにお願いするか」を見ていきましょう。
ここでは、特にノートブック（手帳カバー）の製作で評判の良い、個性豊かな5つの工房やサービスを、比較しながらご紹介します。
工房選びで失敗しないための3つのポイント
その前に、工房選びで「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、チェックしてほしいポイントを3つお伝えします。
- 実績・作例をチェックする公式サイトやInstagramなどで、実際に作られたノートブックの写真をたくさん見てみましょう。「このステッチの色、可愛いな」「このサイズ感が使いやすそう」など、自分の理想に近い作風の工房を見つけるのが成功の秘訣です。
- 料金体系の透明性を確認する「基本料金で何が作れるのか」「オプションで追加料金がかかるのはどんな場合か」が、はっきりと分かりやすく書かれているかを確認しましょう。後から追加料金を請求されてビックリ…なんて事態は避けたいですものね。
- オプションの自由度を調べる「ランドセルのこの刺繍部分を絶対に使ってほしい」「手帳のサイズを特殊なものに合わせたい」といった、こだわりがある方もいると思います。そういった個別の要望にどこまで応えてくれるのか、オーダーの自由度も大切なポイントです。
人気工房の徹底比較表
では、これらのポイントを踏まえて、人気の工房・サービスを見ていきましょう。
（※料金や納期は変動する可能性があるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください）
| 工房・サービス名 | 特徴 | ノートブックのサイズ | 料金（目安） | 他のアイテム例 | 納期目安 |
| Askalカバン工房 | 職人技で修理も◎ | オーダーメイド | 17,600円～（6点セット） | 長財布、パスケース | 約10ヶ月～1年 |
| Leder Makes | おしゃれシンプル | A6, B6, A5 | 16,500円～（3点セット） | ペンケース、キーケース | 約8ヶ月 |
| イオン（リモーネ） | 手軽でコスパ重視 | A6（文庫本サイズ） | 14,080円～（6点セット） | 財布、キーホルダー | 約4～5ヶ月 |
| カナーズ・ジャパン | オーダーメイド特化 | 完全オーダーメイド | 27,500円～（選べる8点） | 多種多様（相談可） | 約1年～ |
| SNAKER | セットが豊富 | A6, B6, A5 | 17,800円～（5点セット） | スマホショルダー等 | 約8ヶ月～ |
各工房・サービスの詳細紹介
比較表だけだと分からない、それぞれの魅力をもう少し詳しくご紹介しますね。
Askalカバン工房（職人技で修理も◎）
長年カバン作りを手掛けてきた熟練の職人さんが、一つひとつ丁寧に仕上げてくれる工房です。一番の魅力は、その高い技術力。「他店で断られてしまったランドセルも、諦める前にご相談ください」と謳っている通り、多少のひび割れなら見事に補修し、リメイク可能な状態にしてくれることも。
「もうボロボロだから無理かも…」と思っているランドセルでも、一度相談してみる価値は十分にあります。オーダーメイドなので、手帳のサイズなども柔軟に対応してくれますよ。
口コミでは、「ボロボロだったのに、見違えるように綺麗になった」「細かい傷も思い出として活かしてくれて感動した」といった、感謝の声が多く見られます。
公式サイト： https://www.askal.jp/randoseru-remake/
Leder Makes（レダーメイクス）（おしゃれシンプル）
「いかにもリメイク、という感じではなく、さりげなくお洒落なものが欲しい」というママさんに、今とても人気なのがこちら。現代のライフスタイルに合う、洗練されたシンプルなデザインが特徴です。Instagramの作例写真も本当におしゃれで、「こんな風に仕上がるんだ！」とイメージしやすいのも嬉しいポイント。
温かみのある革の風合いを活かしたデザインは、普段の持ち物にもすっと馴染んでくれます。
「シンプルで普段使いしやすい」「友達にも『それ素敵だね』って褒められました」という口コミが寄せられており、デザイン性を重視する方におすすめです。
公式サイト： https://ledermakes.com/
イオンの「ランドセルリメイク（リモーネ）」（手軽でコスパ重視）
「専門工房は少し敷居が高いかも…」「なるべく費用を抑えて、早く手元に欲しい」という方には、全国のイオンで申し込めるリメイクサービスがぴったりです。お買い物のついでに相談や申し込みができる手軽さが最大の魅力。
6点セットで1万円台からと、非常にリーズナブル。作れるアイテムは決まっていますが、その分効率化されており、納期が比較的早いのも嬉しいポイントです。大手ならではの安心感を求める方、コストパフォーマンスを重視する方に選ばれています。
公式サイト： https://www.aeon-lemon.com/remake/
カナーズ・ジャパン（横濱ランドセル工房）（オーダーメイド特化）
「この刺繍をノートブックの表紙に」「このチャームをキーホルダーに付けてほしい」など、とことんこだわりを詰め込みたいなら、こちらの工房がその夢を叶えてくれます。選べるアイテム数は業界トップクラスで、設計図の段階から丁寧に相談に乗ってくれ、世界にたった一つの理想の形を追求できます。
その分、料金や納期はかかりますが、完成した時の満足度は格別です。「わがままをたくさん聞いてもらって、理想通りのものができた」「細かいリクエストに応えてもらえて本当に嬉しい」といった、喜びの口コミがその証拠です。
公式サイト： https://www.canars.jp/
SNAKER（スネイカー）（セットが豊富）
「せっかくだから、ノートブック以外にも色々作りたい！」「家族で分け合いたい」という方におすすめなのがSNAKERです。基本のセットプランに加えて、単品で追加できるアイテムの種類がとにかく豊富。定番の財布やキーケースはもちろん、スマホショルダーやボックスティッシュケースなど、ユニークで実用的なアイテムが揃っています。
どれにしようか、公式サイトを見ながらお子さんと一緒に選ぶ時間も、きっと楽しい思い出になりますよ。「選べるアイテムが多くて、家族で分け合えたのが良かった」という声も多く聞かれます。
公式サイト： https://www.snaker.jp/
3. 依頼する前に必ずチェック！後悔しないためのQ&A
素敵な工房が見つかったら、いよいよ申し込み！…の前に、最終チェックです。
ここで紹介するQ&Aを読んでおけば、安心して大切なランドセルを送り出せますよ。
Q. 申し込みから完成までの流れは？
工房によって多少の違いはありますが、大まかな流れは以下の通りです。
- Step1: Webサイトから申し込み公式サイトの注文フォームから、希望のアイテムやオプションを選んで申し込みます。この時に、ランドセルの色や状態などを入力することが多いです。
- Step2: ランドセルを発送申し込み後、工房からランドセルを送るための「発送キット（段ボールや緩衝材、着払伝票など）」が送られてくるのが一般的です。「自分で箱を用意して元払いで送る」という工房もあるので、事前に確認しておきましょう。
- Step3: 職人による製作ランドセルが工房に到着したら、いよいよリメイク開始。職人さんが状態を確認し、解体から縫製まで、一つひとつ丁寧に作業を進めてくれます。この間は、完成をワクワクしながら待つ時間ですね。
- Step4: 完成品のお届け長い待ち時間を経て、ついに完成品が手元に！生まれ変わったランドセルとの再会は、本当に感動的ですよ。
Q. うちのランドセル、かなり古いけど大丈夫？
「卒業してから何年も経っているんだけど…」「結構ボロボロだし…」と心配になりますよね。
リメイクできるかどうかは、革の「劣化状態」によります。特に注意したいのが、表面のひび割れです。
セルフチェックのポイント
- ランドセルのかぶせ（フタ）を、ゆっくり優しく折り曲げてみてください。
- 表面にピシッ、ピシッと深い亀裂が入ったり、ポロポロと塗装が剥がれたりする場合は、リメイクが難しいかもしれません。
素材によっても劣化の仕方が違います。
- 人工皮革（クラリーノなど）：軽くて丈夫ですが、経年劣化で表面が硬化し、ひび割れや剥がれが起きやすい傾向があります。
- 牛革、コードバン（馬革）：丈夫で長持ちしますが、乾燥するとひび割れの原因になります。逆にしなやかさが残っていれば、リメイクしやすい素材です。
もし不安な場合は、注文前にランドセルの写真を撮って、工房にメールで問い合わせてみるのが一番確実です。Askalカバン工房のように、修理を得意とする工房もありますので、諦めずに相談してみましょう。
また、6年間でついた傷や、ワンポイントの刺繍、お子さんが描いた落書きの跡なども、工房によっては「思い出の一部」として、あえて目立つ部分に使ってくれることがあります。これも、ぜひ相談してみてくださいね。
Q. リメイクで使わなかった革はどうなるの？
ランドセル一つから作れるアイテムの数には限りがあります。リメイクで使われなかった部分、つまり「残りの革」の扱いは、工房によって対応が分かれます。
- 工房で処分されるのが一般的
- 希望すれば返却してくれる工房もある（有料の場合も）
「残った部分も、なんとなく捨てられない…」という気持ち、すごくよく分かります。もし返却を希望する場合は、申し込みの際に必ずその旨を伝え、可能かどうかを確認しておきましょう。
Q. どのパーツが何になるか指定できる？
「かぶせの部分はノートブックに、肩ベルトはキーホルダーにしてほしいな」といった要望、ありますよね。
これも工房の「オーダーメイドの自由度」によります。
- かぶせ（フタ）：一番大きくて状態の良い革。長財布やノートブックなど、大きなアイテムの表面に使われることが多いです。刺繍や型押しもこの部分にありますね。
- サイド（側面）：かぶせの次に大きなパーツ。ミニ財布やパスケースなどに使われます。
- 肩ベルト、背あて：厚みや形状が特殊なので、キーホルダーや小さなタグなどに加工されることが多いです。
- 時間割ポケット：透明な窓を活かして、パスケースのカード入れ部分に使ってくれる工房もあります。
カナーズ・ジャパンのようなオーダーメイド特化の工房なら、かなり細かく指定できます。他の工房でも、備考欄などで希望を伝えられる場合があるので、確認してみるのがおすすめです。
4. 【番外編】自分で挑戦！ランドセルリメイクDIYキット
「職人さんにお願いするのも素敵だけど、自分の手で形にしてみたい！」
そんな手芸好きなママさんには、DIYキットという選択肢もありますよ。
これは、ランドセルから小物を作るために必要な型紙や道具、作り方の説明書がセットになったもの。自分でランドセルを解体し、革を裁断して縫い合わせていきます。
- 価格帯：5,000円 ～ 10,000円程度
- 作れるもの：パスケース、キーホルダー、ミニ財布など、比較的小さなアイテムが中心
もちろん、プロのような仕上がりは難しいですし、時間も手間もかかります。でも、自分の手で一針一針縫い上げる時間は、きっと特別なものになるはず。万が一失敗してしまっても、それもまた家族の笑い話、良い思い出になるかもしれません。
「夏休みに、お子さんと一緒に挑戦してみる」なんていうのも、素敵ですよね。
おわりに
6年間、毎日お子さんの背中を守り、成長を見守ってくれたランドセル。
その役目を終えた今、リメイクという形で新しい命を吹き込むことで、思い出はまた新しい物語を紡ぎ始めます。
今回ご紹介したノートブックは、これから先、何年、何十年とあなたの毎日に寄り添ってくれるはずです。日記帳のカバーにして日々の出来事を綴ったり、仕事用の手帳にして頑張る自分を応援してもらったり。
そしていつかお子さんが大きくなった時、そのノートブックを見せながら、「これは、あなたが6年間使ったランドセルなんだよ」と話してあげる…。そんな日を想像するだけで、胸が温かくなりませんか？
ランドセルリメイクは、単なる節約や再利用ではありません。
家族の愛情と思い出を、未来へとつないでいく、とても素敵な方法です。
この記事が、あなたと、あなたの家族にとって、最高のリメイク方法を見つけるお手伝いができたなら、これほど嬉しいことはありません。
Here is the complete article and the related assets in English.
From School Bag to Keepsake: A Complete Guide to Upcycling Your Child’s “Randoseru” into a Lifelong Notebook (Without Regrets!)
Congratulations on your child’s graduation!
It feels like just yesterday you were watching that small figure walk off to the first day of school, a brand-new, shiny “randoseru” on their back.
Six years have passed.
That school bag, which accompanied them to school every day, through rain and shine, covered in countless scratches and memories, has now fulfilled its duty. Is it now sitting quietly in the back of a closet?
“I could never throw it away…”
“But I can’t just keep it here forever…”
If you’re a parent thinking this, you are not alone. I was one of them.
Did you know there’s a wonderful way to transform that precious randoseru into a beautiful item you can keep by your side forever? It’s called “randoseru remake” or upcycling.
This article will focus on the most popular remake item, the “notebook cover,” and guide you through everything from the basics of randoseru upcycling, to recommended workshops, costs, delivery times, and important points to consider before you order.
By the time you finish reading, your questions and worries will be gone, replaced by the excitement of knowing exactly how you want to preserve your child’s cherished randoseru.
Introduction: The School Bag You Can’t Bear to Part With
- A school bag filled with six years of memories
- Why randoseru upcycling is so popular now
- This article will help you find the perfect way to remake yours
1. Understanding the Basics of Randoseru Upcycling
First, let’s cover the fundamentals. Knowing these basics will make choosing a workshop much easier.
What Can It Become?
A single randoseru can be transformed into a surprising number of items. They generally fall into two categories: “practical daily items” and “decorative keepsakes.”
- Practical Daily Items
- Wallets (long wallets, compact wallets)
- Key cases, keychains
- Pass cases (for transit cards)
- Business card holders
- Leather stamp pads
- Smart key cases
- Pen cases
- Decorative Keepsakes
- Miniature randoseru replicas
- Photo frames
- Clocks
Imagine carrying a wallet or key case that reminds you of your child’s school days every time you use it. A miniature randoseru also makes a wonderful and heartfelt gift for grandparents.
The Most Popular Choice: The Charm of a Notebook Cover
Among all these options, the notebook cover stands out as the most popular. There are three main reasons why.
- It’s Highly PracticalYou can use it for years to come by simply replacing the inner notebook, whether for work, a personal diary, or a household ledger. Isn’t it a lovely thought that the school bag that supported your child is now a partner in your daily life?
- It’s Aesthetically BeautifulThe main flap of the randoseru, called the “kabuse,” is made from the largest and finest piece of leather. A notebook cover made from this part becomes a simple yet elegant, one-of-a-kind masterpiece.
- It’s Always Close ByUnlike items you carry, a notebook cover can be kept on your desk or in your favorite spot at home. It catches your eye, bringing a warm feeling throughout the day.
How Much Does It Cost?
Now, for the important question of price.
To be honest, it’s not cheap. But there’s a good reason for it.
The cost of randoseru upcycling varies depending on the workshop and the number of items, but here is a general price range:
- Set of 5-6 small items (wallet, key case, etc.): ¥15,000 – ¥25,000
- Notebook cover (alone or in a set): ¥10,000 – ¥20,000
You might be thinking, “Wow, that’s quite a bit.”
This price reflects the meticulous handiwork of skilled artisans. After six years of use, each randoseru is in a unique condition—the leather might be stiff or stretched. The first step is to carefully deconstruct it by hand, then clean and reinforce the material to make it usable for crafting.
From there, the artisan decides which part of the leather is best for which item, then cuts and sews it. Nearly every step is a custom, made-to-order process. When you think of it as the price for a truly special, one-of-a-kind item made just for your child, it starts to make sense.
Also, be sure to check what’s included in the base price, as it varies by workshop. You don’t want to think you’re getting a deal, only to find out it’s just for a single keychain.
How Long Does It Take?
Another thing to know is the turnaround time.
In fact, it takes a considerable amount of time from placing an order to receiving your finished items.
- Average Turnaround Time: Approximately 6 months to 1 year
“A whole year?!” you might exclaim.
Again, the primary reason is that every single item is crafted by hand.
Additionally, many people place their orders at the same time. The period right after graduation, from March to May, is the busiest season for workshops. Ordering during this time can sometimes mean waiting more than a year.
If you’d like to receive your items a bit sooner, consider placing your order during a less busy period, like the summer or early fall.
2. The Notebook Edition: Top 5 Recommended Upcycling Workshops & Services
Now that you know the basics, let’s get to the main event: choosing where to send your precious randoseru. Here, we’ll introduce and compare five unique workshops and services known for their excellent notebook cover creations.
Three Tips for Choosing a Workshop Without Regrets
Before we dive in, here are three key points to check to ensure you’re completely happy with your choice.
- Check Their Portfolio and Past WorkLook through photos of their actual work on their official website and social media (like Instagram). Finding a workshop whose style matches your ideal—”I love that stitching color,” “That size looks so practical”—is the secret to success.
- Confirm Price TransparencyEnsure their website clearly states what’s included in the base price and what constitutes an optional extra charge. This will help you avoid any unexpected costs later on.
- Investigate Customization FreedomDo you have specific requests, like “I absolutely want this embroidered part to be used” or “I need it to fit this specific planner size”? The degree to which a workshop can accommodate these personal touches is a crucial factor.
Comparison Chart of Popular Workshops
Let’s look at some popular services with these points in mind.
(Please note: Prices and turnaround times are subject to change. Please check the official websites for the latest information.)
| Workshop/Service Name | Feature | Notebook Sizes | Price (Approx.) | Other Item Examples | Turnaround (Approx.) |
| Askal Kaban Kobo | Artisan skill, repairs OK | Custom-made | ¥17,600+ (6-item set) | Long wallet, pass case | 10-12 months |
| Leder Makes | Chic & Simple | A6, B6, A5 | ¥16,500+ (3-item set) | Pen case, key case | 8 months |
| AEON (Limone) | Convenient & Great Value | A6 (Bunkobon size) | ¥14,080+ (6-item set) | Wallet, keychain | 4-5 months |
| Canars Japan | Fully Custom-Made | Fully custom-made | ¥27,500+ (8-item set) | Diverse (consultation) | 1 year+ |
| SNAKER | Rich Set Options | A6, B6, A5 | ¥17,800+ (5-item set) | Phone shoulder bag, etc. | 8 months+ |
Detailed Introduction to Each Workshop & Service
Here’s a closer look at what makes each of these services special.
Askal Kaban Kobo (Artisan Skill, Repairs OK)
This workshop is run by a master craftsman with years of experience in bag making, who finishes each piece with incredible care. Their greatest strength is their high level of technical skill. They even state, “If you were turned down by another shop, please consult with us before giving up.” They can often miraculously repair minor cracks and make a seemingly unusable randoseru viable for upcycling.
If you’re thinking, “Mine is probably too worn out,” it’s definitely worth inquiring here. Since they are custom-made, they can also flexibly accommodate specific notebook sizes.
Testimonials often include grateful comments like, “It was falling apart, but now it looks brand new!” and “I was moved by how they incorporated the scratches as part of the memory.”
Official Website: https://www.askal.jp/randoseru-remake/
Leder Makes (Chic & Simple)
For parents who think, “I want something stylish and subtle, not something that screams ‘remake’,” this service is incredibly popular right now. Their hallmark is a sophisticated, simple design that fits a modern lifestyle. Their Instagram is filled with beautiful examples, making it easy to visualize how wonderfully your items will turn out.
Their designs, which highlight the natural texture of the leather, will blend seamlessly with your other daily accessories.
Reviews like, “It’s so simple and easy to use every day,” and “My friends complimented me on how lovely it is,” make this a top choice for those who prioritize design.
Official Website: https://ledermakes.com/
AEON’s “Randoseru Remake (Limone)” (Convenient & Great Value)
If you’re thinking, “A specialty workshop feels a bit intimidating,” or “I want to keep costs down and get it back sooner,” this service, available for order at AEON stores nationwide, is a perfect fit. The convenience of being able to consult and order while you’re out shopping is a major advantage.
Starting from the ¥14,000 range for a 6-item set, it’s very reasonably priced. The items you can make are predetermined, but this allows for an efficient process and a relatively short turnaround time. It’s a popular choice for those seeking the peace of mind of a major retailer and great value for money.
Official Website: https://www.aeon-lemon.com/remake/
Canars Japan (Yokohama Randoseru Kobo) (Fully Custom-Made)
If you want to bring your most detailed visions to life—”Use this embroidery on the notebook cover,” “Attach this charm to the keychain”—this is the workshop that can make it happen. Their menu of selectable items is top-class in the industry, and they will consult with you carefully from the blueprint stage to pursue your ideal, one-of-a-kind creation.
While it costs more and takes longer, the satisfaction upon completion is exceptional. Testimonials are proof: “They listened to all my selfish requests and created my ideal items,” and “I’m so happy they accommodated my detailed vision.”
Official Website: https://www.canars.jp/
SNAKER (Rich Set Options)
For those who think, “I’d love to make a bunch of different things, not just a notebook,” or “I want to share the items with my family,” SNAKER is an excellent choice. In addition to their basic set plans, they offer an incredible variety of individual items you can add on. You’ll find standard items like wallets and key cases, as well as unique and practical options like a phone shoulder bag and a leather tissue box cover.
The time spent Browse their website with your child, deciding which items to create, will surely become a fun memory in itself. Many customers say, “It was great that we could make enough items to share with the whole family.”
Official Website: https://www.snaker.jp/
3. Final Checklist Before You Order: A Q&A for No Regrets
Once you’ve found a workshop you love, it’s time to order! But before you do, here’s a final checklist. Reading through this Q&A will give you peace of mind as you send off that precious randoseru.
Q: What’s the process from ordering to delivery?
While there are slight variations between workshops, the general flow is as follows:
- Step 1: Order OnlineYou’ll fill out an order form on the official website, selecting your desired items and options. You will often be asked to provide details about your randoseru’s color and condition at this stage.
- Step 2: Ship the RandoseruAfter ordering, it’s common for the workshop to send you a “shipping kit” (cardboard box, packing material, and a prepaid shipping label). Some workshops may require you to prepare your own box and pay for shipping, so be sure to confirm this beforehand.
- Step 3: The Artisan’s WorkOnce the randoseru arrives at the workshop, the upcycling begins. The artisan will inspect its condition and then proceed with the meticulous process of deconstruction, sewing, and finishing. Now, all you have to do is wait in anticipation.
- Step 4: Delivery of Your Finished ItemsAfter the long wait, your completed items finally arrive at your doorstep! It’s a truly moving moment to be reunited with your randoseru in its new form.
Q: My child’s randoseru is quite old. Is it still usable?
It’s natural to worry, “It’s been years since graduation…” or “It’s pretty worn out…”
Whether it can be upcycled depends on the “deterioration level” of the leather. The main concern is surface cracking.
A Quick Self-Check:
- Gently and slowly bend the main flap (“kabuse”) of the randoseru.
- If deep cracks appear or if the surface flakes and peels off, it may be difficult to upcycle.
The material also affects how it ages:
- Artificial Leather (e.g., Clarino): Lightweight and durable, but it can harden over time, leading to cracks and peeling.
- Cowhide or Cordovan (horsehide): Very durable, but can crack if it dries out. If it remains supple, it’s an excellent material for upcycling.
If you’re unsure, the best thing to do is take photos of your randoseru and email the workshop before ordering to ask, “Is it possible to upcycle a bag in this condition?” They will be happy to consult with you. Workshops like Askal Kaban Kobo specialize in repairs, so don’t give up!
Furthermore, many workshops can incorporate the scratches, embroidery, and even doodles from the past six years as part of the “memory design.” Be sure to ask about this possibility.
Q: What happens to the leftover leather?
There’s a limit to how many items can be made from a single randoseru. The handling of the leftover material varies by workshop.
- It is generally disposed of by the workshop.
- Some workshops will return it upon request (sometimes for a fee).
The feeling of “I can’t bear to throw away even the scraps” is completely understandable. If you wish to have the leftover pieces returned, be sure to communicate this when you order and confirm if it’s possible.
Q: Can I specify which parts become which items?
Do you have a request like, “I want the main flap to become the notebook cover, and the shoulder straps to become keychains”?
This depends on the workshop’s degree of “customization freedom.”
- Kabuse (Main Flap): The largest piece of leather, usually in the best condition. Often used for the exterior of large items like long wallets and notebook covers.
- Sides: The next largest parts. Used for compact wallets, pass cases, etc.
- Shoulder Straps & Back Panel: Their thickness and shape make them suitable for keychains or small tags.
- Timetable Pocket: Some workshops can creatively use the clear window for the card slot of a pass case.
A fully custom-oriented workshop like Canars Japan can accommodate very detailed requests. Other workshops may have a “notes” section on their order form where you can write your preferences, so it’s always worth checking.
4. Bonus Section: Try It Yourself with a DIY Kit!
If you’re thinking, “Hiring an artisan is wonderful, but I’d love to try making something myself!” then a DIY kit might be the perfect option for you crafty parents.
These kits come with everything you need to make small items from a randoseru: patterns, tools, and instructions. You’ll deconstruct the randoseru yourself, cut the leather, and sew the pieces together.
- Price Range: Approx. ¥5,000 – ¥10,000
- What You Can Make: Primarily smaller items like pass cases, keychains, and compact wallets.
Of course, achieving a professional finish is difficult, and it takes time and effort. But the process of sewing each stitch by hand will surely be a special experience. And if you make a mistake, it might just become a funny family story and a good memory.
Taking on the project with your child during summer break could be a wonderful experience, too.
Conclusion
For six years, it protected your child’s back and watched them grow.
Now that its primary role is over, giving that randoseru new life through upcycling allows its story—and your memories—to continue in a new chapter.
The notebook cover we’ve focused on will be by your side for years, even decades, to come. You can use it as a diary to chronicle your days or as a cover for your work planner, a silent supporter in your endeavors.
Imagine, someday when your child is grown, showing them the notebook and saying, “This was made from the school bag you used for six years.” Just thinking about that day can warm your heart.
Randoseru upcycling is more than just recycling or being frugal.
It’s a beautiful way to connect family love and memories to the future.
I sincerely hope this article has helped you find the perfect way to upcycle your family’s treasured randoseru.