ギルトフリースイーツで、もっと自由に「甘い」を楽しもう!
突然ですが、「あ〜、甘いものが食べたい!でも、ダイエット中だし…」「こんな時間にケーキなんて食べたら、明日の朝、後悔するだろうな…」なんて、頭の中で天使と悪魔が戦うこと、ありませんか?
わかります、その気持ち!仕事や家事を頑張った日のご褒美に、ちょっと疲れた心と体を癒すために、甘くて美味しいスイーツは欠かせない存在ですよね。でも、キレイでいたい、健康でいたいという気持ちも同じくらい大切。だからこそ、スイーツを食べるたびに、ほんの少し罪悪感を覚えてしまう…。
そんなあなたに、ぜひ知ってほしいのが「ギルトフリースイーツ」なんです。
「ギルトフリー」とは、英語で「Guilt Free」、つまり「罪悪感がない」という意味。その名の通り、カロリーや糖質、原材料などに配慮して作られた、心置きなく楽しめるスイーツのこと。
この記事では、そんなギルトフリースイーツの魅力から、あなたにぴったりのスイーツを見つけるための賢い選び方、コンビニなどで手軽に買える市販のおすすめ品、さらにはお家で簡単に作れる絶品レシピまで、余すところなくご紹介していきます。
この記事を読み終わる頃には、もうあなたは「我慢」から解放されているはず。「賢く選ぶ」ことで、心も体も満たされる、新しいスイーツとの付き合い方を始めましょう!
そもそも「ギルトフリースイーツ」とは?
「ギルトフリー」って言葉、最近よく耳にするようになったけど、具体的にどんなスイーツのことなの?と疑問に思っている方も多いかもしれませんね。まずは、その基本から一緒に見ていきましょう。

ギルトフリースイーツの定義とは?一般的なスイーツとの違い
ギルトフリースイーツに、実は「これじゃなきゃダメ!」という厳密な定義はありません。でも、一般的には「食べても罪悪感を覚えにくい、健康や美容に配慮されたスイーツ」全般を指すことが多いんですよ。
一般的なスイーツとの違いを、もう少し具体的に見てみましょう。
項目 | 一般的なスイーツ | ギルトフリースイーツの例 |
カロリー | 高め(ショートケーキ1個 約350kcal) | 低め(おからケーキ1個 約150kcal) |
糖質 | 多め(白砂糖や小麦粉を多用) | 少なめ(天然甘味料や低糖質な粉類を使用) |
原材料 | 小麦粉、バター、白砂糖が中心 | おから、豆腐、ナッツ、米粉、全粒粉など |
添加物 | 保存料、着色料、人工甘味料などを使用することも | 無添加、または最小限に抑えられていることが多い |
栄養価 | 脂質や糖質が中心 | 食物繊維、タンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富 |
こうして比べてみると、違いは一目瞭然ですよね。
例えば、ケーキのスポンジ。普通は小麦粉と砂糖をたっぷり使いますが、ギルトフリースイーツでは、食物繊維が豊富で低糖質な「おからパウダー」や、タンパク質が摂れる「豆腐」、グルテンを含まない「米粉」などが使われたりします。
甘さを出すのにも、血糖値の上昇が緩やかな「ラカント」や「アガベシロップ」といった天然由来の甘味料を選ぶなど、体に優しい工夫がされているんです。
つまり、ただ単にカロリーや糖質が低いだけでなく、体に必要な栄養素を補えたり、体に負担をかける可能性のあるものを避けたりしているのが、ギルトフリースイーツの大きな特徴と言えますね。
なぜ人気?ギルトフリースイーツが心と体に嬉しい3つの理由
では、なぜ今こんなにもギルトフリースイーツが注目されているのでしょうか?その人気の秘密は、私たちの心と体に嬉しい、3つの大きな理由があるんです。
理由1:ダイエット中でも罪悪感なく食べられる
これが一番の理由かもしれませんね。ダイエットの最大の敵は「我慢によるストレス」と言っても過言ではありません。「食べたいのに食べられない」というストレスが溜まると、かえってドカ食いに走ってしまい、リバウンドの原因になることも…。
その点、ギルトフリースイーツなら、低カロリー・低糖質なので、ダイエットの計画を大きく乱すことなく、甘いものを楽しむことができます。「食べちゃった…」という後悔ではなく、「美味しかった!」という満足感が得られるのは、メンタル的にもすごく大きいですよね。
理由2:美容や健康維持の味方になる
ギルトフリースイーツは、ただヘルシーなだけじゃないんです。使われている食材によっては、美容や健康の強い味方になってくれます。
- ナッツ類:良質な脂質(オメガ3脂肪酸)やビタミンEが豊富で、美肌効果が期待できます。
- ハイカカオチョコレート:カカオポリフェノールが豊富で、抗酸化作用によるエイジングケアが期待できます。
- おからや全粒粉:食物繊維がたっぷりで、腸内環境を整えてお通じをサポートしてくれます。
- ドライフルーツ:ビタミンやミネラルが凝縮されていて、手軽に栄養補給ができます。
おやつを食べる時間が、キレイを育む時間になるなんて、最高じゃないですか?
理由3:心を満たし、ストレスを軽減する
甘いものを食べると、脳内で「セロトニン」という幸せホルモンが分泌されると言われています。これは、心を落ち着かせ、幸福感を与えてくれる働きがあるんです。
仕事で疲れた時、なんだか気分が落ち込む時、美味しいスイーツが心を癒してくれた経験、誰にでもありますよね。
ギルトフリースイーツなら、健康への罪悪感なく、純粋に「美味しい」という幸福感を味わうことができます。心の栄養補給としてスイーツを上手に取り入れることは、日々のストレス管理にも繋がるんですよ。
【目的・シーン別】賢いギルトフリースイーツの選び方

ギルトフリースイーツの魅力がわかったところで、次は「じゃあ、自分にはどれが合ってるの?」という疑問にお答えしますね。せっかく選ぶなら、今のあなたの目的や気分にぴったりのものを選びたいですよね。ここでは、5つのシーン別に、おすすめの選び方をご紹介します。
ダイエット・糖質制限中に:低糖質・高タンパク質スイーツを選ぼう
ダイエットの鍵を握るのが「糖質」と「タンパク質」。糖質を摂りすぎると脂肪として蓄積されやすくなりますし、タンパク質が不足すると筋肉が落ちて基礎代謝が下がってしまいます。
だから、ダイエット中にスイーツを選ぶなら、この2つを意識するのが正解!
選ぶポイント:
- 糖質量をチェック:「ロカボ」マーク(1食あたりの糖質量が20〜40g)も参考に。スイーツなら1個あたり糖質10g以下が理想です。
- タンパク質量をチェック:10g以上含まれていると嬉しいですね。
- 食物繊維も豊富だとさらにGOOD:満腹感が得られやすく、血糖値の急上昇も抑えてくれます。
おすすめのスイーツ例:
- プロテインバー、プロテインチップス
- おからパウダーや大豆粉を使った焼き菓子(クッキー、マフィンなど)
- 高タンパク質ヨーグルト(ギリシャヨーグルトなど)
- チーズ(特にカッテージチーズやクリームチーズ)
最近はコンビニでも、糖質やタンパク質の量をパッケージに大きく表示している商品が増えたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
美肌・アンチエイジングに:食物繊維やポリフェノールが豊富なスイーツ
「食べる美容液」なんて言葉があるように、おやつも美容のために賢く選びたいですよね。美肌やエイジングケアを意識するなら、体のサビつきを防ぐ「抗酸化物質」や、腸内環境を整える「食物繊維」が豊富なスイーツがおすすめです。
選ぶポイント:
- 抗酸化物質(ポリフェノール、ビタミンC, Eなど)が豊富な食材を選ぶ。
- 食物繊維が豊富な食材で、腸活を意識する。
- 良質なオイル(オメガ3脂肪酸など)が含まれているとさらに効果的。
おすすめのスイーツ例:
- ハイカカオチョコレート(カカオ70%以上が目安)
- ナッツ類(特にアーモンドやくるみ)
- ベリー系のドライフルーツ(ブルーベリー、クランベリーなど)
- アサイーボウル
- 甘酒(飲む点滴と言われるほど栄養豊富!)
SNSの口コミでも、「毎日ハイカカオチョコを2〜3粒食べるようにしたら、肌の調子が良くなった気がする」「お通じのために、ヨーグルトにナッツとドライフルーツを入れるのが習慣」といった声を見かけます。日々の小さな習慣が、未来のキレイを作るんですね。
お子様のおやつに:無添加・アレルギー対応の安心スイーツ
お子様のおやつとなると、美味しさや楽しさと同じくらい、「安全性」が気になりますよね。成長期の大切な体を作るものだからこそ、できるだけ自然で優しいものを選んであげたいのが親心。
選ぶポイント:
- 原材料表示をチェック:添加物(保存料、着色料、人工甘味料など)ができるだけ少ないシンプルなものを選ぶ。
- アレルギー表示を確認:お子様のアレルギーに合わせて、特定原材料7品目(えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生)と、推奨21品目をしっかり確認しましょう。
- 白砂糖の代わりに、てんさい糖やメープルシロップなど、ミネラルを含む自然な甘味料を使っているものがおすすめ。
おすすめのスイーツ例:
- 米粉や玄米粉を使ったクッキーやパンケーキ
- 野菜や果物そのものの甘みを生かしたお菓子(焼き芋、果物チップスなど)
- 寒天や葛粉を使ったゼリー
- アレルギー対応の専用おやつ
最近では、スーパーのお菓子コーナーにもアレルギー対応の専用コーナーが設けられていることが増えました。パッケージに可愛いイラストで「卵・乳・小麦不使用」と書かれていると、安心して手に取れますよね。
夜食や小腹が空いたときに:低カロリーで満足感のあるスイーツ
「もう寝る時間なのに、お腹が空いて眠れない…」そんな夜、ありますよね。ここでガッツリ食べてしまうと、翌朝の胃もたれや体重増加が心配…。でも、空腹を我慢しすぎるのも辛い。
そんな時は、「低カロリー」で「消化が良く」、かつ「満足感がある」スイーツがベストパートナーです。
選ぶポイント:
- 温かいものを選ぶ:体を温め、リラックス効果も期待できます。
- 液体や半固形のもの:消化に負担がかかりにくいです。
- 食物繊維やタンパク質を含むもの:腹持ちが良く、満足感が続きます。
- カロリーは100kcal前後を目安に。
おすすめのスイーツ例:
- ホットミルク、ホット豆乳(きな粉やハチミツを少し加えるのも◎)
- 具なしの味噌汁や春雨スープ
- プレーンヨーグルト
- 寒天ゼリー、おから蒸しパン
口コミサイトなどでは、「寝る前に小腹が空いたら、温かい豆乳を飲むとホッとしてよく眠れる」という声が多いです。カフェインの入っているコーヒーや紅茶、緑茶は睡眠の妨げになる可能性があるので、夜は避けた方が無難ですよ。
体を動かす前後の栄養補給に:エネルギーになりやすいスイーツ
ヨガやジムで体を動かす習慣のある方にとって、トレーニング前後の栄養補給はパフォーマンスを左右する重要なポイント。目的に合わせてスイーツを選ぶことで、運動効果をさらに高めることができます。
選ぶポイント:
- 運動前(30分〜1時間前):すぐにエネルギーに変わる「糖質」を補給。消化の良いものがベター。
- 運動後(30分以内がゴールデンタイム!):傷ついた筋肉を修復するための「タンパク質」と、エネルギー補給のための「糖質」をセットで。
おすすめのスイーツ例:
- 運動前:バナナ、ドライフルーツ、エネルギーゼリー、小さめのおにぎり
- 運動後:プロテインバー、ギリシャヨーグルト、豆乳、サラダチキン(スイーツではないですが…)
ジムのトレーナーさんからも、「運動前にバナナを1本食べておくと、最後までバテにくくなりますよ」「運動後はすぐにプロテインを飲むのが一番効率的です」といったアドバイスをよく聞きます。目的が明確だと、選ぶものもクリアになりますね。
【どこで買う?】ギルトフリースイーツ購入場所ガイド
「ギルトフリースイーツ、試してみたいけど、どこで売ってるの?」という方のために、購入できる場所をまとめてみました。実は、身近な場所からこだわりの専門店まで、選択肢はたくさんあるんですよ。
身近で手軽に!コンビニ・スーパーで買える市販のおすすめ10選

今や、ギルトフリースイーツは特別なものではなくなりました。一番身近なコンビニやスーパーでも、驚くほどたくさんの種類が見つかります。ここでは、SNSでもよく話題になる、手軽に買えるおすすめ商品をいくつかピックアップしてご紹介しますね。
(※商品は一例です。時期によって取り扱いがない場合もあります。)
カテゴリ | 商品例 | おすすめポイント |
チョコレート | 明治 チョコレート効果 カカオ72% | 高カカオポリフェノールが手軽に摂れる定番商品。個包装で食べ過ぎ防止にも。 |
焼き菓子 | 無印良品 糖質10g以下のお菓子シリーズ | パウンドケーキやクッキーなど種類が豊富。小麦粉の代わりに大豆粉などを使用。 |
プロテインバー | inバー プロテイン グラノーラ | ザクザク食感で満足感大。タンパク質と食物繊維、ビタミンが一度に摂れる。 |
ヨーグルト | ダノン オイコス 脂肪0 | 濃厚でクリーミー。高タンパク質・脂肪ゼロでダイエットの強い味方。 |
ナッツ | セブンプレミアム 素焼きミックスナッツ | 食塩・油不使用。アーモンド、くるみ、カシューナッツの食感と風味が楽しめる。 |
ドライフルーツ | ローソン ナチュラルローソン菓子シリーズ | 砂糖不使用のドライフルーツや、野菜チップスなど、体に優しいおやつが豊富。 |
ゼリー | たらみ 濃い蒟蒻ゼリー 0kcal | カロリーゼロなのに、果物の濃い味わいが楽しめる。小腹満たしに最適。 |
アイス | SUNAO(スナオ)シリーズ | 糖質50%オフ、食物繊維たっぷり。バニラやチョコクランチなど種類も色々。 |
飲料 | マルサンアイ 毎日おいしい無調整豆乳 | そのままでも、プロテインを割ってもOK。植物性タンパク質が手軽に摂れる。 |
和菓子 | 井村屋 ぜんざいファミリーパック | 温めるだけで本格的なぜんざいが楽しめる。小豆の食物繊維も豊富。 |
コンビニやスーパーのプライベートブランドは、特にギルトフリーな商品の開発に力を入れている印象です。「このクオリティでこの価格!?」と驚くような商品に出会えることも多いので、ぜひお買い物の際にチェックしてみてください。
自分へのご褒美やギフトに!専門店・お取り寄せの人気スイーツ
いつもより、ちょっと特別で、こだわりの詰まったギルトフリースイーツが食べたい!そんな日もありますよね。大切な人へのギフトや、自分へのご褒美には、専門店のスイーツがぴったりです。
- ヴィーガンスイーツ専門店:卵や乳製品、ハチミツなど動物性食品を一切使わずに作るスイーツ。アレルギーを持つ方や、環境への意識が高い方から支持されています。フルーツやナッツ、ココナッツミルクなどを巧みに使い、言われなければヴィーガンだと気づかないほど濃厚で美味しいケーキやタルトがたくさんあります。
- 低糖質(ロカボ)スイーツ専門店:糖尿病の方や、本格的に糖質制限をしている方のために、砂糖の代わりに天然甘味料を使ったり、小麦粉の代わりにおからやアーモンドプードルを使ったりして、徹底的に糖質を抑えたスイーツを販売しています。最近は見た目も華やかなものが多く、ギフトにも喜ばれます。
- グルテンフリースイーツ専門店:小麦アレルギーの方や、健康のためにグルテンを避けている(グルテンフリー生活をしている)方向けのお店。米粉を使ったもっちり食感のシフォンケーキや、玄米粉の香ばしいクッキーなど、小麦とはまた違った美味しさに出会えます。
「近くにお店がない…」という方も大丈夫。今はお取り寄せ(通販)できるお店がほとんどです。Instagramなどでお店の世界観やこだわりをチェックしながら、お気に入りのスイーツを探すのも楽しい時間ですよ。「#ギルトフリースイーツ」「#ヴィーガンスイーツ」などで検索すると、素敵な写真がたくさん見つかります。
こだわりの手作り派に!材料が揃うお店
「やっぱり自分で作ってみたい!」という手作り派のあなた。ギルトフリースイーツの材料は、どこで揃えるのが良いのでしょうか?
- 自然食品店(ナチュラルハウス、こだわりや等):オーガニックのナッツやドライフルーツ、米粉、全粒粉、ココナッツオイル、メープルシロップなど、質の良い材料が揃っています。スタッフの方に相談すると、おすすめの使い方を教えてくれることも。
- 輸入食品店(カルディ、成城石井等):オートミールやアガベシロップ、海外の珍しいスパイスなど、品揃えが豊富。見ているだけでも楽しく、新しいレシピのインスピレーションが湧いてきます。
- 製菓材料店(富澤商店、cotta等):大豆粉やおからパウダー、アーモンドプードルなどの粉類の種類がとにかく豊富。大容量で安く手に入ることも多いので、頻繁に作る方にはおすすめです。
- オンラインストア(Amazon, iHerb等):お店に行く時間がない時に便利。特にiHerbは、海外のプロテインバーやヘルシーなスナックが安く手に入ると人気です。レビューを参考に選べるのも良い点ですね。
まずは近所のスーパーで手に入る材料から始めてみて、慣れてきたら専門店や通販でこだわりの材料を探してみる、というステップが良いかもしれませんね。
【おうちで簡単!】今日から作れる!ギルトフリースイーツレシピ
お店で買うのも良いけれど、自分で作ると甘さや材料を自由に調整できるのが最大の魅力。しかも、意外と「混ぜて焼くだけ」「冷やすだけ」みたいな簡単レシピも多いんです。ここでは、初心者さんでも失敗しにくい、とっておきの4つのレシピをご紹介します!

混ぜて焼くだけ!おからのヘルシーブラウニー
濃厚なブラウニーが、小麦粉なし・おからパウダーでヘルシーに作れちゃいます。食物繊維たっぷりで、満足感もすごいんですよ。
材料(15cmスクエア型1台分):
- おからパウダー:50g
- 純ココアパウダー:30g
- ベーキングパウダー:小さじ1
- 卵:2個
- ラカントなどの天然甘味料:60g(お好みで調整)
- 無調整豆乳(または牛乳):150ml
- 米油(または他の植物油):30g
- お好みで:くるみ、チョコチップなど 30g
作り方:
- オーブンを180℃に予熱しておきます。型にクッキングシートを敷いておきましょう。
- ボウルに卵を溶きほぐし、甘味料、豆乳、米油を加えて泡立て器でよく混ぜ合わせます。
- 別のボウルに、おからパウダー、ココアパウダー、ベーキングパウダーを入れ、泡立て器でぐるぐる混ぜてダマをなくします。(ふるう代わりの簡単テクニック!)
- 2の液体が入ったボウルに、3の粉類を加えて、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせます。粉っぽさがなくなったらOK。
- お好みで砕いたくるみやチョコチップを加えて混ぜ、型に流し入れます。
- 180℃のオーブンで20〜25分焼きます。竹串を刺して、生の生地がついてこなければ完成です!
ポイント:焼きたては少しほろっと崩れやすいので、粗熱が取れてから型から出すのがおすすめです。冷蔵庫で一晩冷やすと、生地がしっとり落ち着いて、さらに濃厚な味わいになりますよ。
火を使わない!豆腐のティラミス風

クリームチーズの代わりに、水切りしたお豆腐を使う驚きのレシピ。言われなければ豆腐だと気づかないくらい、クリーミーで本格的な味わいです。
材料(グラス2個分):
- 絹ごし豆腐:150g
- プレーンヨーグルト(無糖):50g
- レモン汁:小さじ1
- ハチミツ(またはメープルシロップ):大さじ2
- インスタントコーヒー:大さじ1
- お湯:50ml
- ビスケットやカステラなど:適量
- 仕上げ用ココアパウダー:適量
作り方:
- 豆腐はキッチンペーパーで包み、レンジ(600W)で2分ほど加熱して水切りし、冷ましておきます。
- インスタントコーヒーをお湯で溶いて、コーヒー液を作っておきます。
- フードプロセッサー(またはボウルと泡立て器)に、水切りした豆腐、ヨーグルト、レモン汁、ハチミツを入れ、なめらかになるまでよく混ぜ合わせます。これで豆腐クリームの完成。
- 器の底にビスケットを割り入れ、コーヒー液をスプーンで染み込ませます。
- その上に豆腐クリームの半量を乗せ、平らにならします。
- もう一度、コーヒー液を染み込ませたビスケットを乗せ、残りの豆腐クリームを乗せます。
- 冷蔵庫で1時間以上冷やし固め、食べる直前に茶こしでココアパウダーを振りかけたら完成!
ポイント:豆腐の水切りをしっかりするのが、水っぽくならないコツです。一晩置くと、味が馴染んでさらに美味しくなります。
材料3つ!バナナとオートミールのクッキー
熟れすぎたバナナの救済にもぴったりの、超簡単クッキー。朝ごはんにもおすすめです。
材料(約8枚分):
- 完熟バナナ:1本
- オートミール:80g
- お好みで:チョコチップ、レーズン、ナッツなど 大さじ2
作り方:
- オーブンを180℃に予熱しておきます。
- ボウルにバナナを入れ、フォークの背でなめらかになるまで潰します。
- オートミールとお好みのトッピングを加え、ゴムベラでよく混ぜ合わせます。
- クッキングシートを敷いた天板に、スプーンで生地を落とし、厚さ1cmくらいになるように形を整えます。
- 180℃のオーブンで15〜20分、焼き色がつくまで焼いたら完成!
ポイント:このクッキーは焼いても横に広がらないので、スプーンで成形する時に好きな形にしてくださいね。バナナの甘さによって、甘味料を少し加えてもOKです。
グルテンフリーでもちもち!米粉のパンケーキ
小麦粉を使わない、米粉100%のパンケーキ。お米由来の自然な甘みと、もちもちとした食感がやみつきになります。
材料(小さめ4〜5枚分):
- 米粉(製菓用):100g
- ベーキングパウダー:小さじ1
- きび砂糖(または他の砂糖):大さじ1
- 卵:1個
- 牛乳(または豆乳):100ml
作り方:
- ボウルに米粉、ベーキングパウダー、きび砂糖を入れ、泡立て器でぐるぐる混ぜ合わせます。
- 別のボウルに卵を溶きほぐし、牛乳を加えて混ぜます。
- 1の粉類が入ったボウルに、2の液体を少しずつ加えながら、ダマにならないように混ぜ合わせます。
- 熱したフライパンに薄く油(分量外)をひき、生地をお玉一杯分流し入れ、弱火で焼きます。
- 表面にぷつぷつと気泡が出てきたら裏返し、2〜3分焼いて火が通れば完成!
ポイント:米粉の生地は小麦粉よりも少し火が通りにくいので、必ず弱火でじっくり焼くのが成功の秘訣です。お好みでフルーツやヨーグルトを添えてどうぞ。
【重要】ギルトフリースイーツを選ぶ際の注意点
ここまでギルトフリースイーツの魅力をたくさんお伝えしてきましたが、最後に、とても大切な注意点についてお話しさせてください。ヘルシーだからこそ、知っておきたいポイントが2つあります。
「ギルトフリー=いくら食べても太らない」ではない!
これは一番覚えておいてほしいことです。ギルトフリースイーツは、一般的なスイーツに比べてカロリーや糖質が低い傾向にありますが、決して「ゼロカロリー」ではありません(一部の商品を除いて)。
「ヘルシーだから大丈夫!」と油断して、ついつい食べ過ぎてしまったら…?
当然ですが、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば、体重は増えてしまいます。
例えば、1個150kcalのおからクッキーも、4個食べれば600kcal。これは、こってりしたラーメン1杯分に匹敵するカロリーです。せっかくギルトフリーな選択をしたのに、これでは本末転倒ですよね。
あくまで「ご褒美」や「間食」として、適量を美味しくいただく。この意識がとても大切です。パッケージに「1日〇個を目安に」と書かれている場合は、それを守るようにしましょう。
必ずチェック!栄養成分表示の見方
「ヘルシーそう」というイメージだけで選ぶのではなく、パッケージの裏にある「栄養成分表示」を自分の目でチェックする習慣をつけましょう。ここには、賢く選ぶための情報が詰まっています。
チェックするポイント:
- エネルギー(カロリー):まず、全体のカロリー量を確認。
- 糖質(または炭水化物):ダイエット中は特に重要。「炭水化物」は「糖質+食物繊維」のことなので、「糖質」の記載があればそちらを参考に。
- 脂質:ナッツやオイルを使ったスイーツは、ヘルシーでも脂質が高めなことがあります。摂りすぎには注意。
- 原材料名:何から作られているかを確認します。原材料は、含まれている量が多い順に記載されています。最初に「砂糖」や「果糖ぶどう糖液糖」が来ている場合は、少し注意が必要かもしれません。
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れてくると「これは糖質が低いけど脂質は高めだな」「こっちは食物繊維が豊富だな」というように、自分なりに比較して選べるようになります。このスキルは、一生役立つ健康管理の知識になりますよ。
まとめ
さて、ここまでギルトフリースイーツの世界を一緒に旅してきましたが、いかがでしたか?
ギルトフリースイーツとは、単に低カロリー・低糖質なだけでなく、食物繊維やタンパク質などの栄養が摂れたり、体に優しい原材料にこだわっていたりと、心と体の両方を満たしてくれる、私たちの強い味方です。
もう、甘いものを食べる時に「食べちゃった…」と後悔する必要はありません。
- ダイエット中なら、低糖質・高タンパクなプロテインバーを。
- キレイを磨きたいなら、ポリフェノール豊富なハイカカオチョコレートを。
- 疲れた心を癒したいなら、手作りの優しい甘さの豆腐ティラミスを。
このように、今の自分の目的や気分に合わせて「賢く選ぶ」ことで、スイーツは我慢の対象ではなく、毎日を豊かにしてくれるパートナーになります。
まずは、お近くのコンビニで気になる一品を試してみるのも良いですし、週末に簡単なレシピに挑戦してみるのも素敵ですね。
あなたのおやつタイムが、罪悪感から解放された、純粋に楽しくて美味しい時間になることを心から願っています。
ぜひ、あなただけのお気に入りのギルトフリースイーツを見つけて、心も体も満たされる毎日を送ってくださいね!